畦研究家の川田勝儀のブログ 畦に関する問題を解決することに挑戦しています。 まず、水田用水位調整器「深水バンダム」を開発しました。

2011年09月10日 17:59

台風12号の大雨で「田んぼダム」の効果があったようです。

台風による大雨が終わり、東川の農家へお伺いして、9月7日北海道新聞(空知版)に掲載された「田んぼダム深川で浸透」という記事のことを話題にしたとき、そこのご主人が言うには、東川でも水路が増水したので、水路を管理しているところから、「水田の水が外に出ないように」、水田の排水口に水位調整板を設置せよとの指令が出て、早速設置したが、それまで溢れんばかりに増水していたのが、設置した後は水路の水位が元に戻ったのでその効果に驚いたと話してくれました。その農家のビニールハウスの付近も水に浸かり少しの被害があったようですが、東川町だけで何百町歩もある水田に貯まる水が外部に流出するのと、そうでないのとでは大変な開きがあるのですから、田んぼダムの効果はものすごいものですね!
石狩川の流域にある水田が一斉に水の流出を止めて貯水する機能は正に「田んぼダム」ですね!
水田の水位調整器を販売しているものとしてお役に立てることを誇りに思いました。

2011年09月10日 17:59

深水バンダムの特許が9月9日付けで登録されました。

深水バンダムに関して「特許2件」と「意匠登録2件」を申請しておりましたが、この9月9日に深水バンダムの特許が登録されました。8月にはこの件に関し意匠登録が2件登録されました。一安心です。今後益々深水バンダムの普及に力を入れて行きたいと思います。