畦研究家の川田勝儀のブログ 畦に関する問題を解決することに挑戦しています。 まず、水田用水位調整器「深水バンダム」を開発しました。

2011年11月27日 17:57

11月23日 旭川神社 新嘗祭に参列してきました。

新嘗祭とは天皇が新穀を天神地祇にすすめまた親しくこれを食する祭儀です。
旭川剣風会 会長 川田勝儀の名前で毎年神社からご案内を頂いていたのですが、今までは欠席しておりました。今年、アゼックス(株)を起業したこともあり、農業に関することを知りたいと思い参列しました。式は11時から開始し1時間弱掛かりましたが芦原宮司様が執行され新穀の奉納、祝詞から玉串奉天など厳粛裡の内に挙行されました。終了後直会が催され、多くの農業関係者が出席しました。稲作に関係するものとして感謝のお祈りを捧げて来ました。

2011年11月27日 17:57

11月25日 名寄東資源保全活動組織様で田んぼダムの講演をしました。

私のブログを見た事務局の芝伸幸様(大田測量器械店営業部員)が私に田んぼダムの講演を依頼して来られました。お役に立てるか否か心配しましたが、落口桝や水位調整器の販売を通じて学んだことをお話すれば良いと思いお引き受けしました。単なる意義目的でなく、田んぼダムの効果、水位調整の板の使い方、台風時期の備え、等をお話しましたので、興味を持ってお聞きいただけたと思いました。

後懇親会では中名寄地区が下記のように素晴らしいインフラを備えたところであるこを知りました。
①サクラマスが遡上する清流(名寄川)がある。、
②「伊勢の赤福さん」に産出高の90%のもち米を納品している。
③ほとんどの農家が大規模農家で将来に向けて積極的な考えをお持ちである。
④佐藤会長さんや期成会長の鷲見さんを中心として気鋭の農業者の集まりで、纏まりの良い組織である。

上記のような条件が揃っているから産出高の殆どを伊勢の赤福さんに納品出来るのだと思いました。
お二人のリーダーから外国への販売やいろいろと夢をお聞かせ頂きましたが私も何かお役に立ちたいと心から思いました。
楽しい一日でした。ありがとうございます。

2011年11月05日 17:57

蘭越、第1回 米-1 グランプリに出席してきました

平成23年11月5日 蘭越町で開催された、米ー1グランプリに行ってきました。
出品総数265点あったそうです。町挙げての大会です。農家、主婦、役場の人、皆が協力していました。選考方法も審査員15名は北大教授、農業団体事務局長、作家、HTBアナウンサー、一般審査員は北広島、苫小牧、札幌、静岡から公募したそうです。
試食は審査員用と一般参加者用に用意され、作者が判らないようにして、厳正な審査でした。
私が一番感心したことは
①決勝に残ったお米はいずれも甲乙つけ難く、美味しいお米でした。本州から一流ブランド米が出ている中で、北 
  海道米も五分の戦いであることは、私でも判りました。
②優勝者が蘭越の宮武さんですが、優勝のご挨拶に感心しました。
  「気候、土地、が美味しいお米づくりに最適な土地である。自分の父、祖父をはじめ、地域の先人の御苦労が 
  あり、今日のお米づくりが出来る。」とお礼の言葉を述べていましたが、謙虚な中にも、自信に満ちたご挨拶
  で、お人柄が偲ばれました。作物に人柄が宿ると言いますが、正しく!と思いました。
③実行委員の皆さまのご苦労は大変なものであったと思います。
  空知でも上川でもなく蘭越で北海道で初めてのお米グランプリが開催されたのは、蘭越米に懸ける自信と情
  熱そして強烈な郷土愛があったことと思います。実行委員長様はじめ、実行委員の皆さまのご努力に敬意を
  表したいと思います。
蘭越 第一回 米ー1 グランプリ のご盛会、おめでとうございます。