畦研究家の川田勝儀のブログ 畦に関する問題を解決することに挑戦しています。 まず、水田用水位調整器「深水バンダム」を開発しました。

2020年02月22日 22:22

排水桝が「下狭く、上広い」 V型開口の桝にもバンダムはサイズを合わせて制作します。

全国各地から、今使用中の排水桝、水尻桝は、溝奥から溝奥までの幅が、「上が広く、下が狭く」なっていて、水位調整の木板を切断するのに
斜めに切断せねばならず、手間がかかり面倒だ。
これに合うバンダムは無いのか?とのお問合せが沢山参ります。弊社は全てオーダーメイドで制作しておりますので、出来ますよ!とお答えしております。
特に秋田県で良くあるのですが、だいたい「上下で20mm~30mm」違っているものが多いですが、皆様大変喜んでお使い頂いております。

2020年02月22日 08:32

農文協から80周年記念に発売された「イネ大辞典」に「水位調整器 深水バンダム」の広告を掲載しました。

予て注文してあった農文協の「イネ大辞典」が届きました。これは農文協の80周年記念として発刊されたもので、百科事典サイズで3冊組(上巻下巻別巻)
の専門書です。
深水バンダムは、「水田用田区排水桝」で「上が広く、下が狭い形状」や「いろんな幅の桝」にも合わせて、オーダーメイドで作るので、
どんな桝でも、「細かな水管理」や、「農作業の改」が出来るようになることを、知って頂きたいと思い掲載しました。

2020年02月19日 14:30

日本農業新聞主催の「ヨーロッパ農業研修」に参加して来ました。

令和2年2月4日~14日まで日本農業新聞主催の「ヨーロッパ農業研修」に、農業全般に関する知見を広めたいと思い参加しました。
イタリア、フランス、ドバイの3国です。ワインや小麦等を生産しているアグリツーリズム農家の視察です。
視察先は、中世のお城や住まい、広大な自然を有する素晴らしいロケーションの農家が殆どでした。
フランスでは300ha耕作していても、農業だけでは儲からないそうで、アグリツーリズムを行う中で、イベントや婚礼会場、自分の店舗での自作物の販売
を行い、無農薬農法、有機農法等も行っていました。フランスにも離農問題があり補助金が出ているそうです。
農家の人がウクライナやアメリカ市場のことを話す中で、国際市場での厳しい価格競争が良く分かりました。
また、大規模化には、多大な資金を要し、回収が大変なことと推察した。日本は規模も大事だが、差別化を考えての投資が必要と思った。
イタリアではFICOというイタリア食文化を結集させたテーマパークを視察しました。産学官が協力して、農畜産業界の生育・生産現場から流通、商品展示、
販売までを見える化した素晴らしい会場でした。地元のボローニャ大学との連携が密とのことでした。
写真は上からフィレンツェ近郊ワイン工場の経営者で、ワインの説明をしています。次はドバイの施設園芸農場で砂漠の上にパイプの上で栽培している処です
海水の淡水化により安価な水が供給されるようです。次はローマ近郊のツーリズム農家の宿泊施設で中世のお城です。次はパリ近郊のシャンパン農場の
昼食会場です(ここが一番質素でした)次はボローニャ近郊のFico会場でTVの2分割大型画面で商品生産現場とユーザーが使用中の画面を映している処です。
次はドバイの新名所「ドバイフレーム」高さ150m幅93m総工費75億円の額縁の家です。